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実はこんなに種類がある~はじめてのMac講座/Macについて解説!

マシンの背中や上部に入った、大きなリンゴのロゴマーク。Apple製のPCであるMacは、そのデザインから多くの方の人気を集めています。
でも、一口にMacといっても、実はさまざまなモデルがあります。今回は、そんなMacについて解説していきましょう。

◆目次

ラップトップ(ノート)型Mac

まずは、街で見掛ける機会も多いラップトップ(ノート)型Macについてご紹介しましょう。

MacBook Air

薄型、軽量、それでいてある程度の性能も保っているという、バランス型の製品です。

現在、主流となっている軽量薄型設計のラップトップPCの先駆けでもあり、恐らく街で見掛ける確率が最も高い機種ではないでしょうか?

このマシンの良さは、なんと言っても軽さと薄さ。そして価格の安さも魅力の1つで、企業や教育機関で大量導入されているケースもよく見掛けます。

内部のハードウェアも随時アップデートされているので、画面がRetinaでないことや、USB-C・Thunderbolt3に非対応であることを我慢できれば、入門用のMacとしても最適です。

MacBook

現行のラップトップ型Macのラインナップでは、やや軽い作業向けのモデルとなります。

薄型・軽量設計はMacBook Airと共通しますが、こちらはさらなる軽量化の為、端子類をUSB-C1つとイヤホンジャックに割り切った究極のシンプル仕様。USB機器を使う為に別途変換アダプター等を噛ませる必要はありますが、それさえ気にならなければ、気軽に持ち運べる良いマシンです。

また、内部に排熱用のファンを搭載しない設計となっている為、動作音が静かなのも特徴の1つ。その分、負荷の大きい作業には向きませんが、Retinaディスプレイも相まって、ライティングや書類作成などの軽い作業にはもってこいのモデルといえるでしょう。

MacBook Pro

その名の通り、ラップトップ型Macの中では最高峰の性能を誇ります。

こちらは、大きく分けて13inch(Touch Barなし)・13inch(Touch Bar付き)・15inch(Touch Bar付き)の3モデルがあり、後に行くほど性能が高くなっているのが特徴。また、2016年モデル以降はThunderbolt3端子を搭載している為、eGPUなどのThunderbolt3対応外付け機器を使うことで、デスクトップ機顔負けの高性能を得ることも可能になりました。

その分、ラップトップ型Macの中ではやや重めで価格もお高くなりますが、高性能を求めるなら良い選択肢といえるでしょう。

デスクトップ型Mac

続いて、自宅や職場に置いて使うデスクトップ型Macをご紹介しましょう。

Mac mini

DVDのケースを分厚くしたような、独特な箱形スタイルが特徴のMacです。

この機種の魅力は、コンパクトさと安さ。性能はデスクトップ型Macの中では一番低くなりますが、コンパクトで場所を取らず、本体価格も安価に設定されています。

また、基本的にキーボードやマウス、ディスプレイなどは付属しないので、自分で好みの物を揃えることが可能なので、既にそれらを持っているという方は、初期投資を抑えてMacを導入することもできます。

ただ、この機種は記事執筆時点で2014年以降アップデートがされておらず、現時点ではあまりおすすめは出来ないモデルです。今後の新型登場まで待つか、別の機種を検討された方が良いかもしれません。

iMac

ディスプレイとPC本体が一体となった、オールインワンタイプのMacです。

画面サイズは21インチと27インチの2種類あり、後者の方が基本性能は高め。以前は、21インチはお手頃モデル、27インチは性能重視派向けといった雰囲気でしたが、最新の2017年モデルは21インチでもかなり性能がアップしています。

現行のデスクトップ型Macの中では、性能と価格のバランスが優れた良い機種といえるでしょう。ただし、ディスプレイと本体が一体となっている関係上、どちらか一方の故障でもまるごと修理に出さなければなりません。仕事で使う場合は、このマシン1台に頼らず、予備の環境もきちんと用意しておくのがお勧めですよ。

iMac Pro

iMacの上位機種で、現行のデスクトップ型Macの中では最高性能を誇ります。

そのため価格も跳ね上がりますが、動画編集などグラフィック系の仕事をされている方には、魅力的な機種の1つ。ディスプレイサイズは27インチのみなので、やや場所を取るのが難点ですが、とにかく高性能を求めたいという方にお勧めのパソコンです。

Mac Pro

デスクトップ型、ラップトップ型を問わず、全てのMacの中で最高性能を誇る……はずなのですが、現行機種は2013年以降アップデートされておらず、記事執筆時点ではiMac Proの方が高性能になっています。

とはいえ、Appleのコメントによると、現在2019年の発売を目指して新型の開発を進めているそうなので、いずれこのいびつなランキングは解消されるとみて良いでしょう。
筒型のコンパクトなボディなど、お洒落でついつい気になるモデルではありますが、Mac mini同様、今あえて現行品を買う理由はないでしょう。

Macを買うならCTOを利用するのがポイント

WindowsのPCとは異なり、Macに関しては、一部の機種を除いて購入後の内部パーツ換装(RAMの増設など)が出来ません。その代わり、Apple OnlineStore経由で注文する場合、別途追加料金を支払うことで、CTOと呼ばれるスペックのカスタマイズを行うことが可能です。

選択できる項目や幅はモデルにより異なりますが、主な項目としては

  • ストレージ容量や種類の変更
  • RAMの増設(16GB以上への増設)
  • CPUの変更(より高性能な物への交換)

といった感じです(機種によっては選択出来ない場合もあります)。この辺りをどのようにカスタマイズするかは皆さん次第ですが、出来るだけ長く快適にMacを使いたいという方は、とりあえずRAMの増設だけでも行っておくのがお勧めです。

現行のMacでは、どの機種も基本的には8GB以上のRAMを搭載していますが、これを16GB以上に換装しておくとより快適に使えると思います(動画編集など負荷の大きい作業を行う方は、可能なら32GB以上にしておくのがお勧めです)。

まとめ

今回は初めてのMac講座と題して、現在販売されているMacのラインナップについて簡単に解説しました。

Mac miniやMac Proのように、記事執筆時点ではまだ買い時ではない機種については、その辺りの正直なところも書かせて頂いたので、参考にして頂ければ幸いです。

まだMacを試したことがないという方は、是非、この機会にMacも選択肢に入れてみてくださいね。

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