iPhoneデビューしたあなたへ〜Apple Payを使って生活をもっと便利にしよう♪
iPhoneデビューしたあなたへ〜Apple Payを使って生活をもっと便利にしよう♪
この春、iPhoneデビューしたり、機種変更で新しいiPhoneにした皆さん、Apple Payは使っていますか?2016年、iPhone7シリーズのデビューと同時に日本へ上陸したこのサービス。なんだか便利そうに思える反面、よく分からなくて使う気になれないという方もいらっしゃるはず。
そこで、今回はApple Payとはどういうサービスなのか、簡単に解説していきたいと思います。
◆目次
おサイフケータイのiPhone版がApple Pay
日本では、ガラケー全盛期の頃から「おサイフケータイ」というサービスが存在しました。これは、Suicaなどの各種電子マネーをガラケーに一体化させたサービスで、携帯さえ持っていれば、電車に乗ったりコンビニで簡単に買い物ができるという便利なもの。
現在、このサービスは国内メーカー製のAndroidスマートフォンでも使えるようになっており、ガラケー時代から引き続き使っているという方も多いと思います。簡単に言うと、この「おサイフケータイ」のiPhone版が、Apple Payという訳です。
Apple Payには2種類ある
日本で使えるApple Payのサービスは、大きく分けて2つの種類があります。
交通系ICカード「Suica」
JR東日本が提供する交通系ICカードで、対応する路線の電車やバスを利用したり、コンビニ等で買い物をすることが出来る便利なカードです。
事前に残高をチャージしておく前払い式電子マネーの為、基本的には前もって現金やクレジットカードからチャージしておく必要があります。ただ、それだと流石に不便なので、一部のクレジットカードなら、一定の残高未満となった際のオートチャージ設定も可能です。
また、対応エリアであれば定期券としての使用も出来るようになっています。大手コンビニは殆どの店舗で利用可能なので、電車やバスが対応していない地域にお住まいの方も、とりあえずセットしておくと便利ですよ。
クレジットカード(iD/QUICPay)
Apple Payには、クレジットカードを直接登録することも出来ます(というより、こちらが本来のメイン機能です)。
設定の仕方は簡単。
iPhoneのWalletアプリでカードの読み取り機能を使い、iPhoneのカメラでクレジットカードを撮影するだけ。あとは、追加でいくつかの質問に答えていけば、あっという間にiPhoneでクレジットカードを使えるようになってしまいます。1枚あたりの所要時間は、慣れれば3分も掛からないくらいなので、複数のクレカを持ち歩いているという方でも安心ですね。
注意事項は、
- 一部非対応だったり、利用出来る箇所に制限のあるクレジットカードが存在すること
- Apple Pay(またはiD/QUICPay)に対応した店舗以外では使えない
といったところでしょうか?
このように、完全にプラスチックのクレジットカードを置き換えるという訳にはいきませんが、使ってみればかなり便利なサービスと言えるのではないでしょうか?
Edyやnanacoは対応しないの?
Androidスマートフォンやガラケーのおサイフケータイでは、楽天Edyやnanacoなど、Suica以外の電子マネーも複数対応していました。
一方、Apple Payに関しては、残念ながら(記事執筆時点では)、Suicaとクレジットカードのみの対応に留まっています。非対応の理由は事業者により様々だと思いますが、恐らく各社共通していると思われるのが、「決済手数料」の問題。
実は、Apple Payの場合、決済の度に所定のパーセンテージの手数料を事業者がAppleへ支払う必要があります。日本の場合、iPhoneのシェアがダントツですから、もし既存のカード型電子マネーやおサイフケータイからApple Payへユーザーが流れてしまったら……と考えると、なかなか対応に踏み切れない部分もあるのかもしれませんね。
気になる対応機種はどれ?
使ってみると、とても便利なApple Pay。でも、残念ながら全ての機種が対応しているという訳ではありません。
現在、日本で展開されているApple Payの対応機種は、以下の通りです。
iPhone
- iPhone7
- iPhone7 Plus
- iPhone8
- iPhone8 Plus
- iPhoneX
AppleWatch(iPhone5s以降のiPhoneと組み合わせる必要あり)
- Series2
- Series3(cellular/GPS両モデル)
こちら以外の機種では、日本国内の店頭や交通機関では、Apple Payを利用することが出来ません。現在は、日本向けのApple Payに対応した機種とそうでない機種が併売されている状態なので、特に古い端末を購入する際は、注意しておきましょう。
Webやアプリ内課金でもApple Pay対応が進んでいます
Apple Payは、何も店頭での支払いや交通機関の利用だけに留まりません。現在、少しずつではありますが、Web上の通販サイトやiPhoneの各種アプリのアプリ内課金でも、Apple Payの利用が広がりつつあります。
このように、Webやアプリ上で課金処理を行う際、一々クレジットカード情報を入力しなくても良いというのは、実は非常に便利。通販の場合、よく使うサイトであれば、予めクレジットカードを登録しておくという方も多いかもしれません。しかし、初めて使うサイトだった場合、買い物の時にカードとにらめっこしながら番号を打って……とやらなくて良いのは、ものすごく楽ですよ。
また、Apple Payの場合、決済時に店舗(この場合Webサイトやアプリ)へクレジットカード番号などは送信されない為、より安全に決済することが可能です。
まとめ
今回は「この春iPhoneデビューしたあなたへ〜Apple Payを使って生活をもっと便利にしよう♪」というテーマで、Apple Payのメリットについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
私もApple Payを使い始めて随分経ちますが、本当に便利で、最近では使わない日の方が珍しいくらいです。電車やバスの利用だけでなく、お店やWebなどでも、是非この機会にApple Payを使ってみてくださいね。