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防水と耐水はどう違う?今だから知っておきたいiPhoneの水対策

iPhone7/7Plusで初めてiPhoneに導入された防水機能。国内メーカー製のAndroidスマートフォンでは、ある種当たり前のように搭載されていたこの機能が導入され、iPhoneの弱点はかなり減ってきたと思います。でも、そんな防水機能について、みなさんはどのくらい知っていますか?どんな環境でも水から守ってくれる……という訳ではないんです。
今回は、そんなiPhoneの防水にまつわるトリビアをご紹介しましょう。

◆目次

防水には等級がある

防水と聞くと、みなさんの中にも「IP55」とか「IPX7」といった英数字を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

この「IP〇〇」というのは、防水や防塵の能力を示す等級の1つで、現在多くの防水・防塵対応製品で性能の表記に使われています。ちなみに、iPhone7シリーズ/8シリーズ/Xでの防水・防塵等級は、IP67。IPの後の数字は、下2桁(10の位)が防塵性能、下1桁(1の位)が防水性能を表しているので、この場合「防塵性能は6等級・防水性能は7等級」となります。

ちなみに、防水と防塵のどちらか片方の性能しか有していない場合は、性能をもたない方を数字の代わりにXで表記します。例えば、防水7等級だけど防塵機能はもたない端末なら、IPX7ということになるわけです。

iPhoneの防水・防塵性能はいかほど?

さて、ここからは実際の性能にについて見ていきましょう。まずは、IP等級の10の位で表示されている防塵の部分から。

防塵性能は最高クラス

防水防塵対応iPhoneでの防塵性能は、全6段階のIP等級(防塵)の中でも最高ランクの6となっており、基本的には粉塵が内部に侵入しないものとされています。つまり、通常生活する上での常識の範囲内の埃等であれば、殆ど影響は受けないと考えて良いでしょう。

ただし、これはあくまでも「iPhoneの状態が正常な場合」に限られます。
例えば、ディスプレイのガラスが割れていたり、端子の部分が破損するなどして正常時には存在し得ない隙間が出来てしまっている場合は、当然IP6相当の防塵能力は期待できません。防塵性能が最高クラスだからと言って、iPhoneを乱暴に扱うことは避けるようにしましょう。

防水機能は上から2番目のランク

続いては、IP等級の1の位、防水の性能を見ていきましょう。

こちらは、全8段階の内の上から2番目のランクとなっており、最高ランクではないものの、その次に高い性能となっています。具体的には、規定の条件下で一定時間水没しても、iPhone本体にダメージが発生しないというもの。

ちなみに、ここでいう規定の条件とは、以下のようなものです。

水深1mの水槽に、電気機器を30分間没し、浸水がないことを確認する

引用元:電気設備の知識と技術

ここから導き出される答えとして、iPhone本体に破損や劣化がないのであれば、軽く水がかかったり、水にドボンと落ちた後すぐに救出すれば、ダメージを受ける可能性は低いということができます。

実は完璧ではない防水性能

ここまで見てきたように、iPhoneの防水性能は家庭用の電子機器としては、比較的高い部類に入ります。ただ、注意が必要なのは、IPX7という防水等級は、決して完全な防水能力を示している訳ではないということです。

もう一度、IPX7を名乗る為の条件を見てみましょう。

水深1mの水槽に、電気機器を30分間没し、浸水がないことを確認する

引用元:電気設備の知識と技術

ここでチェックしたいポイントは、「電気機器を30分間没し」というくだり。

鋭い方なら既にお気づきかもしれませんが、この条件を逆の視点から見ると、水没に耐えるのは30分だけで良いということになるのです。また、試験に使う水槽も水深1mあれば良いので、水深1.5mや2mといった試験環境より深い場所にiPhoneが落ちてしまった場合は、当然期待するような防水性能を発揮できない可能性があります。

防水と聞くと、多くの方は「どんな水没にも耐えられる」と勘違いしがちですが、実際にはiPhoneの場合、防水というよりは耐水という言葉の方が実態のイメージに近いものだと言えるでしょう。

防水性能をアップさせるには?

ここまで、iPhoneの防水・防塵性能の実態について触れてきましたが、防塵はともかく、防水については過信は禁物であるということが、おわかり頂けたかと思います。

とはいえ、お風呂場やアウトドアなど、水に濡れやすい環境でiPhoneを使いたいという方もいらっしゃるはず。
そんな時は、どうしたら良いのでしょうか?

防水ケースを使う

iPhoneには、防水機能を搭載する以前から、防水を謳った各種ケースがサードパーティ製品として発売されています。

概ね樹脂製のごついデザインの物ですが、中には耐衝撃性能アップを謳うような製品もあるので、アウトドア派の方にはこちらの方がオススメ。なお、古い製品の場合、指紋認証に非対応の場合もあるので、購入の際は注意しましょう。

防水バッグを使う

「がっちりしたケースは安心感があるけど、ちょっと高い……」
「家族で共用するので、異なる機種にも対応できる物が良い」

そういった場合にオススメなのが、防水バッグ型のケースです。こちらは、簡単に言ってしまうと食品保存用バッグ(ジップロックなど)と似たような構造のもので、ケースというよりは袋といった感じ。ロック機構なども比較的単純なので、初めての方でも簡単かつ直感的に扱えるのがメリットです。

また、サイズに余裕を持たせておけば複数の機種に対応できるので、家族や友人と共用することもできます。価格は前述のケース型と比べて比較的安価ですが、価格により、それこそ食品保存用バッグに毛が生えたような簡易な物から、より厚手の素材で耐久性を高めた物まで様々なので、その時々の状況に合わせて選ぶと良いでしょう。

なお、こちらのタイプは指紋認証に対応できないものも多いので、Touch IDの機種を使われている方は、注意が必要です。

まとめ

今回は、iPhoneの防水・防塵性能について、その性能の詳細や意外と知らないトリビアをご紹介しました。

これから夏に向けてアウトドアをする機会も増えるかと思いますが、iPhoneの防水能力を過信せず、上手に付き合っていきたいものですね。

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