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いまさら聞けない〜iPhoneのSIMフリー版とSIMロック解除版の違いについて解説!

みなさんは、「SIM(シム)フリー」という言葉を聞いたことがありますか?
iPhoneやAndroidスマートフォンでは、このSIMフリーという言葉が最近のキーワードの1つ。まだまだ馴染みの薄い言葉ですが、私達ユーザーにとっても大事なポイントなので、今回はこのSIMフリーとは何かについて、初心者の方向けに出来るだけ簡単に解説していきたいと思います。

◆目次

そもそもSIMって何?

iPhoneに限らず、みなさんが使っているスマートフォンやガラケーは、同じ機種でも1台1台異なる電話番号が割り当てられています。この情報はスマートフォンやガラケーの内部のある場所に記録されており、このおかげで、私達は電話を掛けた相手と話すことが出来る訳です。

昔は、こうした電話番号の記録は端末内の記録チップに直接行われていたので、電話番号を変えたり、他キャリアのサービスを利用したい場合は、キャリアショップへ出向いて情報の書き換えをして貰う必要がありました。日本のように、隣国から海という物理的な手段で隔離されたエリアなら、それでもあまり不便はありません。

しかし、例えばヨーロッパや北米のように、隣国と地続きになっているエリアはどうでしょうか?
こうしたエリアでは、仕事や旅行、あるいは日常の買い物などで、毎日非常に多くの人が国境を越えて行き来しています(日本は国境を越える場合、飛行機か船に乗る必要がありますが、欧米では列車等でも国境越えが可能です)。

しかし、携帯電話キャリアは基本的にそれぞれの国内で営業していますから、日常的に国境を行き来する方の場合、自分の国と行き先の国の両方の携帯を用意しておかなければなりません。携帯だって、決して安くはありません。それを2台、場合によってはさらに多くの台数を用意するとなると、お金も掛かりますし、管理も面倒。そこで考え出されたのが、ICチップを埋め込んだ小さなカードに電話番号の情報を記録して、それを入れ替えることで複数のキャリアに1つの端末で対応するという方法でした。

現在、世界中で使われているこのICカードの名前が、SIMカードです。

日本でもガラケー時代の後半から採用が始まり、現在ではiPhoneを初め、ガラケーからスマートフォンまで世界中の殆どの端末で使われています。SIMカードの由来と役割、おわかり頂けましたでしょうか?

使えるSIMカードを制限するのが「SIMロック」

さて、SIMカードという便利なシステムの登場で、ユーザーは気軽に携帯電話キャリアを乗り換えることが出来るようになりました。SIMカードの規格は世界共通ですから、あとは端末側が使いたい携帯電話キャリアに対応していれば、カードを入れ替えて軽く初期設定するだけでOKということになります。

しかし、ユーザーにとっては便利なこのシステムも、携帯電話キャリアにとっては必ずしも良いシステムとは言えませんでした。

乗り換えが簡単になるということは、自国内のライバルキャリアとの間でユーザーの奪い合いが起こるということ。携帯電話キャリアとしても、こうした争いは出来れば避けたいところです。

そこで考え出されたのが、端末のソフトウェアに手を加えて、自社以外のSIMカードを認識できないようにしてしまう方法。いわゆる「SIMロック」だったのです。

日本の大手キャリアのiPhoneは原則SIMロック版

記事執筆時点で、日本の大手キャリアから発売されているiPhoneは、基本的にはSIMロックが掛けられたものです。SIMロック版の場合、一部例外はありますが、基本的には他キャリアのSIMカードを入れても動作しません。

しかし、これでは流石に不便な為、一定の条件を満たした場合は、このロックを解除する手続きが可能になります。この端末にかかっているSIMロックを解除した状態のiPhoneが「SIMロック解除版」になります。

このSIMロックの解除手続きを行えば、そのiPhoneが対応している回線であれば、SIMカードを入れ替えることで自由に使い分けることが出来るようになります。海外に行くことが多いという方や、今のiPhoneのままで他キャリアへの乗り換えを考えている方は、解除できるようになった時点でロック解除手続きを済ませてしまうのがお勧めです。

また、古くなったiPhoneを中古販売店などに売却する際も、SIMロック版より、ロック解除済の端末の方が高く売れる傾向にあります。その点でも、基本的にはロック解除可能な場合は解除手続きをしてしまう方が良いでしょう。

最初からSIMロックのないiPhoneがSIMフリー版

最初からキャリアのSIMロックが掛かっていない状態のiPhoneも実は、販売されています。これが、いわゆる「SIMフリー版」と呼ばれるiPhoneになります。

ただし、日本の場合、このタイプはドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアからは購入することが出来ず、Appleの直営店やAppleのOnlineStoreと一部のMVNOキャリア経由での購入となります。また、Appleから直接購入する場合でも、大手キャリアの新規契約や機種変更手続きと合わせて行う時は、SIMロック版での販売となるので注意が必要ですし、一部のMVNOキャリアからは最新モデルではなく型落ちモデルのiPhoneのみになっています。

SIMフリー版iPhoneのメリット・デメリット

SIMフリー版iPhoneの一番のメリットは、なんと言っても最初からロックが掛かっていないこと。

すぐに海外出張する予定があるとか、iPhoneを販売していないMVNOキャリアで使いたいといった場合も、端末側が対応させしていれば、特に問題なく使う事が出来ます。また、SIMロック版の項でも少し触れましたが、古くなって中古販売店などに売却する場合、同じ条件ならSIMロック版よりも高値が付く傾向にあります。これもメリットの1つですね。

一方、デメリットもあります。
一番大きいのは、大手キャリアでiPhoneを購入した場合と異なり、料金の各種割引が受けられないこと。大手キャリアでは、iPhoneを購入すると、その後1年や2年といった期間毎月の通信料金を割引ような施策が定番となっています。しかし、これはあくまでも大手キャリア経由で購入した場合の条件なので、Appleから直接SIMフリー版を購入した場合は、割引対象とはなりません。

MVNOキャリアで使うとか、割引なんてあってもなくても気にしないという方は問題ありませんが、そうでない場合は注意した方が良いでしょう。

まとめ

今回は、iPhoneの「SIMフリー版」と「SIMロック版」の違いについて解説してみましたが、いかがでしたか?

SIMカードにまつわる事は、日本でもやっと知識が一般の方にも広まってきたという感じで、まだまだ「よくわからない」という方が大半だと思います。でも、覚えておけばMVNOなどへ乗り換える時も対応しやすくなりますから、是非この機会に興味をもって頂ければ幸いです。

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