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これからはUSB-Cの時代?〜新型iPhoneの充電器がUSB-Cに対応するらしい

今年も秋に新型が登場すると思われるiPhone。
Web上ではスペックやサイズ・カラーなどに関する噂情報が出てきていますが、ここに来て充電システムの改善に関する情報も入ってきました。あくまで噂情報なので信憑性は不明ですが、事実なら今後のiPhoneを取り巻く充電環境は大きく変わりそうです。

◆目次

これまでのiPhoneの充電環境と仕様

2017年発売のiPhone8/8Plus/Xから、iPhoneはワイヤレス充電の標準規格Qiに対応しました。

Qi規格に準じて作られた充電パッドを使えば、iPhoneを充電パッドの上に置くだけで充電出来るので、従来のようにケーブルを挿し忘れたり、抜き差しを繰り返したLightningケーブルが破損してしまうようなリスクも下げることができます。

また、Apple独自の7.5wワイヤレス充電規格に対応した充電パッドを使えば、非対応の充電パッドよりも早く充電することが出来る為、活用しているという方も多いのではないでしょうか?

ただ、このワイヤレス充電は出力を無闇矢鱈に上げることも出来ないらしく、現状ではバッテリー0パーセントからフル充電になるまで、数時間を要します。

Lightningケーブルを使った有線充電は、充電器などの組み合わせ次第で時間を短縮できますが、それでもワイヤレス充電同様、数時間単位で充電時間が必要になことは変わりません。

朝起きて充電忘れに気付いて真っ青になった経験、私以外にもしたことがある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

次期iPhoneから高速充電対応の充電器&ケーブルが標準に?

そんななか、興味深いニュースが飛び込んできました。

次期iPhoneシリーズに同梱とされるUSB-C接続の電源アダプタの実機画像が登場(meet i)

詳しくはリンク先をご覧頂きたいのですが、こちらの記事によると、次期iPhoneからは同梱の充電器が新しくなり、有線接続なら今まで以上に高速で充電出来るようになるとのこと。
これは一体どういうことでしょうか?

実は、現在iPhoneに同梱されているLightningケーブルは、古いタイプのUSBケーブルの規格に合わせて作られている為、あまり大きな電流を流すことが出来ません。その為、iPhoneに同梱の充電器も、それに合わせて出力の小さなタイプが入れられています。

(余談ですが、ケーブルそのものはiPhone付属の充電器より大きな電流に対応できる為、充電器をiPad用や市販のiPad充電用の高出力タイプに変えると、標準の充電器よりも短い時間で充電を終えることが可能です。)

一方で、現在iPhoneやiPad用の周辺機器として、より大きな電流を流せる、新しい規格のLightningケーブルが販売されています。

リンク先の記事などWeb上の噂情報を扱うメディアでは、Appleが次期iPhoneからこの新型ケーブルを標準にして、それに合わせて高出力タイプの新型充電器を同梱することにより、充電時間の大幅短縮を目指しているのではないかと考えられているのです。

実は既に試せるiPhoneの高速充電機能

前述の通り、ケーブル自体は既に製品化されているので、あとは充電器を用意すれば、今すぐにiPhoneの高速充電機能を試してみることが出来ます。

ただし、対応機種は記事執筆時点ではiPhone8/8Plus/Xの3機種だけなので、注意が必要です。

対応機種をお持ちで気になるという方は、以下の方法で試してみてください。

用意するもの

  • 高速充電に対応したiPhone(iPhone8/8Plus/X)
  • USB-C to Lightningケーブル(Apple純正品またはMFi認証のもの)
  • Apple USB-C電源アダプタ(29Wモデル以上)

電源アダプタは、USB-C端子を搭載したMacBookやMacBook Pro用の物で、単品購入も出来ますし、既に持っていればそれを使う事も出来ます。

これ以外にもUSB-C規格に対応したサードパーティ製の充電器は存在しますが、iPhoneの高速充電に対応しているかは不明なので、確実に高速充電を使いたいならApple純正品で固める必要があるでしょう。

やり方は簡単。いつもの充電と同じように、上記のケーブルと電源アダプタを使ってiPhoneを充電するだけ。難しいことはなにもありません。

iPhoneの高速充電でどれだけ短くなる?

さて、この高速充電を使うと、一体どれだけ充電時間を短縮出来るのでしょうか。

実際の充電時間は個々のケースによって異なりますが、こちらの記事によるとiPhoneXの場合、バッテリー残量0パーセントから50パーセントまで約30分で到達したとのこと。

通常のLightningケーブルで充電すると2時間で50%、フル充電までに約3時間30分かかったが、高速充電ではAppleの案内どおり、わずか30分で50%、フル充電までには通常充電のわずか半分となる約1時間50分となった。

引用元:「iPhone X」をわずか1時間50分でフル充電する「高速充電」をレビュー(携帯総合研究所)

バッテリー容量の大きい機種ではもう少し時間が掛かるかもしれませんが、それでも30分でとりあえず50パーセントまで充電してくれるというのは、なかなかありがたいもの。次期iPhoneに同梱される充電器がここまでの性能をもっているかは不明ですが、仮に同程度の性能であれば、iPhoneがより使いやすくなることは言うまでもないでしょう。

まとめ

バッテリーを使うデバイスにとって、切っても切り離せない充電の問題。

今回は、新しいiPhoneについての噂情報から、現在使える充電高速化の裏技をご紹介しました。

プライベートでも、仕事でも、充電時間は短いに越したことはありません。特に仕事の場合、充電時間の短さが生産性向上に直結することもあるので、バカに出来ません。企業で高速充電対応の機種を多く使っている方は、この機会に充電環境の改善を考えてみるのも良いかもしれません。

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