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Appleの音楽配信サービス「Apple Music」ってなに?iTunesとの違いや気になるポイントを解説します

Appleの音楽配信サービス「Apple Music」。2015年にスタートした比較的新しいサービスですが、みなさん使っていますか?今回は、そんなAppleMusic(アップルミュージック)について、基本的な部分やiTunesとの違いについてご紹介しましょう。

◆目次

はじめに「Apple Music」とは?

Apple Musicとは

AppleMusicは、Appleが提供している音楽配信サービスです。

一番の特徴は、ストリーミングという仕組みを使っていること。
ストリーミングでは、インターネット経由でサーバーからiPhoneやiPadなどへ音楽データをその都度送り込むので、基本的にiPhoneなどのストレージ容量を消費せずに使う事ができます。

ストリーミングサービスは「Apple Music」以外にも「YouTube」や「Amazon Prime Video」などの動画配信や「Radiko」のようなネットラジオでも使われているので、実は多くの方が普段何気なしに使っている仕組みなんですね。

Apple Musicの曲数はどのくらい?

AppleMusicの配信楽曲数は、およそ5,000万曲(2018年9月時点)で、洋楽を中心にさまざまな分野の楽曲が用意されています。

サービスインした当初は邦楽がやや弱めでしたが、現在はだいぶ改善され、使いやすくなりました。

初めて利用される方であれば、3ヶ月間の無料体験も利用できるので、それを使って自分の好きな分野の曲が十分にあるかチェックするのがお勧めです。

Apple Musicの対応機種

AppleMusicの対応機種は、iPhoneだけではありません。

Apple Musicの対応機種(2018年9月時点)

AppleMusicの対応機種
  • iPhone
  • iPad
  • Apple Watch
  • Mac
  • Apple TV
  • Android OSの端末(AppleMusicアプリが必要)
  • Windows OSのPC(最新版のiTunesが必要)
  • CarPlay対応のカーナビ
  • Sonos(Sonosアプリケーションが必要)

Apple製品以外にも多くの機種で対応していますが、Androidまで対応しているのは意外ですね。なお、Android端末の場合、Google PlayからAppleMusicアプリをダウンロードする必要があります。

したがって、一部メーカーから発売されているGoogle Play非対応の機種では、残念ながら使用することが出来ません。

また、Google Playを搭載していても、AppleMusicアプリに必ず対応できるという訳でもないので、契約する前にGoogle Play上から対応状況を確認しておくのがお勧めです。

Apple Musicの料金

AppleMusicの料金体系は、以下の3パターンが基本です。

AppleMusicの料金体系(2018年9月現在)

Apple Musicの料金
  • 個人プラン:月額980円
  • 学生プラン:月額480円
  • ファミリープラン:月額1,480円(最大6名まで)

個人プランだとちょっと高く感じるかもしれませんが、学生さんの場合は学生プランを使う事で、個人プランの半額程度の金額で利用することが出来ます。ただし、対象となるのは大学(短大・大学院含む)や専門学校などに在学中の方で、小中高校生は対象外です。

また、もう1つ注目したいのがファミリープラン。

こちらは、家族(最大6名まで)で使えるプランで、6名全員がAppleMusicの機能をフルに使うことができます。夫婦2人だけで使っても1人あたり月額740円、6人で使えば同246円なので、非常にお得です。

Apple Musicの決済方法

AppleMusicの決済方法は、基本的にはクレジットカードとなります。

これは、Apple IDに登録されているものが使用されるので、既にApp Storeなどの支払い用にクレジットカードを登録している方は、そのままAppleMusicを契約することが可能です。

また、クレジットカードを持っていなかったり、使いたくないという方は、コンビニや家電量販店などで売られている「App Store&iTunesカード」を支払いに使用することもできます。

ただし、「App Store&iTunesカード」を使う場合、登録された残高が一定の金額に満たないと初回の3ヶ月無料体験に申し込めないことがあるようです。クレジットカードと違い、残高がなくなったらサービスが停止してしまうので、再チャージの手間も考えるとクレジットカードの方が楽ではあると思います。

Apple Musicその他

利用にはネット接続が必要?

最初にご紹介した通り、AppleMusicでは「ストリーミング」という技術を使い、サーバーから再生端末へリアルタイムに曲のデータを送っています。その為、どれだけ聴いても再生端末側のストレージ容量を殆ど消費しない一方、安定した通信状態でインターネットに繋がっている必要があります。

とはいえ、オフラインでも、完全に使えないという訳ではありません。

AppleMusicは指定した曲を事前に端末へダウンロードできる機能があるので、これを利用することで、電波のない場所でもその曲だけは聴くことが可能。旅行で山奥へ出掛けるとか、飛行機に乗るのでその間に音楽を聴きたいといったケースにも、十分対応できるでしょう。ただ、ダウンロードという事前準備が必要な点は、少々面倒ではありますね。

iTunesで買うのとは何が違うの?

以前からiPhoneやiPadを使っている方なら、iTunesでお気に入りの曲を買い、iPhone等へ転送して聴いているというケースも多いのではないでしょうか?
そうなると気になるのが、「AppleMusic」と「iTunes」の違い

これは、簡単に言ってしまうと買い切り型かどうかです。従来からのiTunesの音楽販売サービスは、1曲ごと(あるいはアルバム単位)で代金を支払い、欲しい曲をダウンロードすることが出来ます。

一度購入してダウンロードしてしまえば、その曲は自由に手持ちの音楽プレーヤー等へコピーできるので、曲を聴く分にはネットに繋がっている必要もありません。お金もCDなどと同様、曲を買った時に払えばおしまいなので、後から追加で料金を請求される心配がないのも大きなメリットです。

一方、AppleMusicはストリーミング型なので、所定のサービス使用料を支払っている限りは、ラインナップにある全ての曲を聴くことができます。

今の個人プランなら月額980円で5,000万曲以上を聴くことが出来ますが、iTunesで同じ曲数を揃えようとすると、単純計算で125億円(1曲250円で計算)必要。これはちょっと難しいですね。

Apple Musicのメリット

AppleMusicに限らず、ストリーミングを使った音楽配信サービスは、定期的に新曲が追加されていく場合が殆どです。

もちろん、新曲を聴いたからといって追加料金が掛かるなんてこともありませんから、ガンガン曲をチェックしたい方なら、ネットに繋ぐ通信料金を考慮してもAppleMusicは十分割安と言えるでしょう。

まとめ

「Apple Music」ってなに?「iTunes」と何が違うの?と題して、今回は意外と知らない便利なサービス「Apple Music」について解説しました。

音楽をあまり聴かないという方には縁遠いサービスかとは思いますが、逆に毎月たくさん新曲をチェックしているという方には、結構おすすめのサービスです。稀に曲の入れ替えが発生することがあるなど、好きな曲をいつまでも聴ける訳ではありませんが、「気に入った曲だけCDを買う」といった方法を併用すれば、その辺りも特段問題にはならないでしょう。

無料体験がまだの方は、是非この機会にチェックしてみてくださいね。

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