iPhoneやスマホの修理買取からアップル製品・格安SIM・格安スマホなどモバイルに関するお得な情報をお届けしています。

iTunesって何が出来るの?iPhoneやiPadに欠かせないiTunesについて解説します

少し前まで、iPhoneやiPadを使う上で欠かせなかったのが、PCやMac用アプリのiTunes。最近はiPhone単独でアクティベーションが出来るようになり、あまりiTunesに馴染みのない方も多いのではないでしょうか?
でも、iTunesで何が出来るのか覚えておけば、いざという時、あなたの助けになってくれるかもしれません。今回は、「iTunesって何?」という皆さんの為に、iTunesの基礎知識や出来る事を中心に解説していきます。

◆目次

はじめにiTunesって何?

「iTunes」は、2001年1月に初めて登場したアプリで、当初はMac上で音楽ファイルの再生や管理を行う為のものでした。

その後、新たに発売されたiPodとの同期機能も搭載。さらに2003年10月配信開始のVer.4からはWindowsにも対応し、今日のiTunesの基本的なスタイルが形作られました。現在、iTunesのメイン機能の1つである音楽ファイルのiPhone/iPadへの同期機能は、iPodの同期機能が由来となっている訳ですね。

ちなみに、同じiTunesという名前のiOSアプリも存在しますが、こちらはAppleの音楽配信サービスなどをPC/Macを介さずに使えるようにするのが目的なので、PC/Mac版のiTunesとは役割が異なります。

また、一般的にもiTunesといえばPC/Mac版のそれを指すことが多いので、この記事でもそちらに絞ってご紹介したいと思います。

PC/Mac版iTunes注目の機能5選!

それでは、PC/Mac版iTunesの主な機能や出来る事について、順番にご紹介しましょう。

iPhone/iPad/iPodとのデータ同期機能

iTunesでは、先にも触れたようにiPhone/iPad/iPodとPC/Macとの間で、各種データを同期する機能があります。扱えるデータは機種により異なりますが、概ね以下の通りです。

iTunesで扱える主なデータ(括弧内は対応機種)

  • 音楽データ(iPhone/iPad/iPod全般)
  • 動画データ(iPhone/iPad/一部のiPod)
  • Podcastのデータ(iPhone/iPad/iPod全般)
  • iOSアプリとのデータのやり取り(iPhone/iPad/iPod Touch)

これらのデータをiTunesから接続したデバイスへ簡単に同期(iTunes上のライブラリと同じ状態にすること)できるのが、このアプリの非常に便利なところです。

なお、iTunes上で扱えるデータであっても、必ずしもiPhoneなどへ同期できるとは限りません。

これは、PC/Mac側とiPhoneやiPadなどの接続デバイス側で、扱えるデータ形式に差がある為。特に動画データではこうしたことが起こりやすいので、きちんと同期出来ているか、その都度確認した方が安心です。

iPhone/iPad/iPod touchのデータバックアップと復元

iTunesは、接続したiOSデバイス(iPhone/iPad/iPod Touch)内のデータをバックアップすることが出来ます。

操作方法も簡単。ケーブルでiTunesの入ったPC/MacにiOSデバイスを接続したら、あとはiTunes上でバックアップボタンを押すだけ。暗号化バックアップを選べば、非対応アプリのデータ以外は殆どのデータをバックアップすることが可能です。

もちろん、バックアップしたデータを復元することも出来るので、機種変更時のデータの以降も簡単ですよ。

iTunes Storeでの楽曲や映画などの購入・レンタル

iTunes Store

iTunesには、iTunes Storeというストア機能が搭載されています。

このiTunes Storeで扱っているのは、洋楽やJ-POPなどの音楽データや映画などの動画データ。いずれも有料で、音楽データは買い切り、動画は作品により買い切り・レンタルまたはその両方を選ぶ事ができます。

レンタルビデオ店へ行かずとも、それと殆ど変わらない値段で映画を見れるので、慣れるととても便利。
ちなみに、購入した動画はApple IDに紐付けられているので、同じApple IDでログインしていれば、PC/MacやiOSデバイスだけでなく、AppleTVでも見ることが出来ますよ。

PC/Mac内の音楽データの管理

前述のように、iTunesは元々Mac内の音楽データの再生と管理を目的として開発されました。Windows版が登場した現在も、その本質は変わっていません。

iTunesをインストール(Macは元々入っています)したら、あとはドラッグ&ドロップで音楽ファイルを追加していけば、簡単に楽曲の一覧を作る事ができます。

ファイルにID3などのデータタグが付いていれば、それに応じて自動的にアーティストやアルバム、ジャンル毎に分類が可能。プレイリストを作ったり、それをiPhoneやiPadなどと同期することも簡単です。

もちろん、タグがまだ付けられていないファイルであれば、ユーザーがiTunesを使って編集することもできます。

対応フォーマットは、mp3・AAC・Waveがメイン。
それ以外のフォーマットも読み込むことは出来なくもありませんが、iPhoneなどと同期可能なのは上記3種類がメインなので、あまり現実的とは言えないでしょう。

CDから楽曲データを読み込める

PC/MacのCDドライブを利用することで、iTunesからPC/MacへCD内の楽曲データをコピーすることもできます。

取り込んだデータは自動的にiTunesに読み込まれるので、管理も楽ちん。取り込み時はフォーマットや音質も選ぶ事が出来るので、自分の好みや利用状況に合わせて選ぶのがお勧めです。

また、mp3やAACで取り込む場合、CD内のデータをiTunesが利用している楽曲名データベースに問い合わせ、合致するデータがあれば自動的にタグとして入力してくれる機能も。まだまだ配信よりCDの方がメインという方には、とても嬉しい機能ですね。

まとめ

最近ではiPhoneやiPad単独でも運用出来るようになってきたので、PC/MacのiTunesはあまり使わないという方もいらっしゃるかもしれません。

実際、最も重要な機能の1つであるバックアップは、iCloudを利用することでiOSデバイス単独でも出来るようになっているので、それで十分ならiTunesの出番はありません。しかし、CDの取り込み機能など、iOSデバイス単体ではまだまだ難しい機能があることも事実。暫くの間は、iTunesから完全に離れることは難しそうです。

新着記事

PAGE TOP