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Appleのフルワイヤレス型イヤホン~AirPodsについて特徴やおすすめポイントなどを解説!

AppleがiPhone7/7Plusと同時に登場させたのが、各種Bluetoothイヤホンのシリーズ。なかでも、とりあけ異彩を放っているのが、「AirPods」です。今回は、そんなAirPodsについて、他のイヤホンと何が違うのかやおすすめポイントなどを詳しく解説していきたいと思います。

◆目次

はじめにBluetoothイヤホンって何?

「Apple AirPods」は「Bluetoothイヤホン」というジャンルに分類されるので、まずはそれが一体何なのかについてチェックしていきましょう。

世の中のイヤホンやヘッドホンには、音楽プレーヤー本体を有線で繋ぐ「有線方式」と、無線で繋ぐ「無線方式」の2種類があります。

後者の無線方式は独自の電波を使っていたり、Wi-Fiの電波を利用したりと色々なタイプがあるのですが、その中の1つがBluetoothの電波を使ったワイヤレスイヤホンです。Bluetoothは、特にBluetooth4.0以降なら非常に低消費電力で利用できる為、イヤホンなどの用途にはうってつけです。

もちろん、低消費電力である代わりに、長距離伝送が難しかったり、近くに強い電波の発信源があるとそちらに負けてしまい通信が途切れやすくなるといった欠点もあります。

しかし、これらの欠点のほとんどは、イヤホンとして使う分には無視しても差し支えない程度のことなので、現在、多くのワイヤレスイヤホンではBluetoothが標準となっているのです。

AirPodsはフルワイヤレス型のBluetoothイヤホン

さて、そんなBluetoothイヤホンの中にも、実はさらに2つの種類があります。

セミワイヤレスタイプ(左右の接続は有線)

まずは、左右のイヤホンが有線で繋がっているセミワイヤレスタイプ。

これは、音楽プレーヤーから送信されたBluetoothの電波をイヤホンの受信アンテナで受け、そこから左右のイヤホン本体へ有線で伝送するというもので、通常、Bluetoothイヤホンというと、こちらのタイプをイメージする方が多いと思います。

セミワイヤレスタイプのメリットは、ずばり左右の発音ラグなどがほとんどなく、自然に聞こえる事。また、ケーブル部を首に引っ掛けておけば、激しい運動中や使わない時でもなくしづらいという安心感もあります。

ただ、左右を繋ぐケーブルが常に首に触れている状態なので、それが気になるという方も。この辺りは個人の好み次第と言えるでしょう。

フルワイヤレスタイプ(左右のイヤホン間も無線接続)

次に、最近増えてきているのが、音楽プレーヤー側との接続だけでなく、左右のイヤホン同士も無線化した完全ワイヤレスタイプ。

AirPodsもこちらのフルワイヤレスタイプになります。

このタイプのメリットは、ずばり開放感。
有線イヤホンやセミワイヤレスタイプのように、ケーブルが肌に触れて気持ち悪かったり、片付け時に綺麗に巻き取ったりする必要がないので、かなりすっきりと使う事ができます。

一方、もちろんデメリットもあります。
1つ目は、左右のどちらかを紛失してしまう危険性があること。

散歩や運動中に落としてしまったとか、ケースにしまう時に手が滑ってしまったといったことは、十分にあり得る訳です。

ちなみに、AirPodsでは片耳だけの「バラ売り」も行っていますが、コスパ的には最悪となるため、よく物を落っことすタイプの方はあまりお勧め出来ません。

2つ目のデメリットに、全てのデータ伝送を無線化している関係上、電波が混雑している場所に行くと、聴いている曲が途切れたりすることがあります。

以前と比べればかなり改善されつつありますが、途切れるのが嫌という方はもう少し技術が進歩するのを待った方が良いかもしれません。

AirPodsはここが違う!他のBluetoothイヤホンとの違いを解説

AirPodsはiPhone・iPad・MacなどのApple製品と組み合わせることを前提に作られています(一部機能は制限されますが、Androidスマートフォン等とも接続自体は可能です)。

その為、Apple製品と組み合わせる際には、以下のようなメリットがあります。

  • 対応するiPhoneに近づけるだけでペアリングできる

    Bluetoothイヤホンを接続するとき、一番面倒なのがペアリングの作業です。

    作業そのものは単純なのですが、iPhoneをあまり使い慣れていないという方には、結構ハードルが高いのではないかと思います。

    しかし、AirPodsなら心配ご無用。

    なんと、iPhone側がこの機能に対応した機種であれば、ケースに入れ蓋を開けた状態のAirPodsを近づけるだけで、簡単にペアリングの画面が出てくるのです。

    操作も、画面に従って選択していくだけなので非常に簡単。これだけでも、AirPodsを買う価値があると言えるでしょう。

  • iCloud経由で他のAppleデバイスにペアリング情報を共有できる

    もし、あなたがiPadやMacなど複数のAirPods対応製品を持っていて、かつ同じApple IDでiCloudにログインしているなら、ペアリング作業は1回だけで大丈夫です。

    AirPodsのペアリング情報は、iCloud経由で同じApple IDを使っているApple製品に自動同期されるので、この条件に合致する分にはデバイス毎に再度ペアリングする必要はありません。

    他のデバイスへの切り替え作業も簡単なので、iPhoneに繋がっているAirPodsを、Mac側の操作でMacBookに繋ぎ直すなんてこともできますよ。

  • 耳から外れたら自動で音楽を一時停止してくれる

    AirPodsを両耳に入れて音楽を再生中、左右どちらかのイヤホンが外れると、自動で再生を停止してくれます(Android等では非対応)。

    いちいち再生を止める操作をしなくて済みますし、落下にも気付きやすくなるので、この機能は非常に便利です。

AirPodsの仕様

サイズ
AirPods本体
左右各:16.5×18.0×40.5mm
サイズ
充電ケース
44.3×21.3×53.5mm
重量
AirPods本体
左右各:4g
重量
充電ケース
38g
充電1回
AirPods
最大5時間の再生時間
最大2時間の連続通話時間
使用可能
デバイス
iPhone、iPad、iPod touch(iOS 10以降)
Apple Watch(iOS 10以降)
Macmac(OS Sierra)

AirPodsの充電の確認方法

iPhoneやiPadなどのiOSデバイスなら「バッテリー」ウィジェットから充電状況を確認することができます。

AirPodsが購入できるお店

AirPodsはApple直営店である「Apple store」はもちろんのこと、全国の家電量販店などの「アップル製品取扱店」で購入することができます。

店舗以外でもWEBからでも購入可能です。

よくある質問

  • すべてのApple純正品についてくる「Apple製品1年限定保証」の対象になるので、保証期間内(購入から1年間)なら無料にて修理が可能です。過失や事故による損傷などは保証対象にならないので注意が必要です。修理はApple直営店かApple正規サービスプロバイダで可能です。

    保証対象外の修理料金はAirPods(片方):7,800円、充電ケース:7,800円となります。

    Appleの延長保証サービスである「AppleCare+」はありません。

  • AiraPodsは防水仕様ではありませんので、注意が必要です。

まとめ

今回はApple純正のフルワイヤレスイヤホン「AirPods」について、簡単に解説してみました。

単なるBluetoothイヤホンとは違うこと、おわかり頂けたでしょうか?
Appleユーザーには是非お勧めしたいAirPods。この機会に、みなさんも1ついかがでしょうか?

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