みなさんは、Appleのギフトカードというと何を思い浮かべますか?
恐らく、多くの方は、コンビニ等で売られている「App Store&iTunesカード(旧:iTunesカード)」を真っ先に連想するのではないでしょうか?しかし、実はAppleの発行しているギフトカードは、それだけではないのです。今回は、そんな意外と知らない謎の存在、「AppleStoreギフトカード」についてご紹介しましょう。
◆目次
はじめに:「App Store&iTunesカード」について知っておこう
本題に入る前に、まずは多くの方にとってメジャーな存在である「App Store&iTunesカード」について、簡単にご紹介しましょう。
App Store&iTunesカードは、その名の通り、iPhone/iPadやMacなどのApp Storeで有料アプリを購入したり、iTunesで楽曲の購入や動画のレンタルなどに使う事ができるプリペイドカード。その他にも、iCloudの有料プランやAppleMusicの支払いにも対応しています。
コンビニや家電量販店でよく見掛ける、リンゴのマークが入ったアレです。
かつては、1,500円や5,000円といったように金額が固定されていましたが、現在は購入時に欲しい分の金額をレジで伝えるバリアブルカードが増えてきています。こちらは、購入箇所により指定できる金額の範囲が異なりますが、Apple直営店店頭の場合は1,500〜50,000円のようです。
AppleStore(アップルストア)ギフトカードとは
さて、ここからいよいよ本題に入ります。
タイトルにもある「AppleStoreギフトカード」とは、一体どのようなものなのでしょうか?
AppleStoreギフトカードは、簡単に言ってしまうと、Appleの直営店や直販窓口専用のギフトカードです。
デパートなんかでも、そのお店専用の商品券が売られていたりしますが、それのApple版という考えていただければ概ね間違いはないかと思います。このAppleStoreギフトカードが使えるのは、以下の店舗や窓口です。
AppleStoreギフトカードが使える場所
- Appleの電話購入窓口(0120-993-993)
- 日本国内のApple直営店(仙台一番町・銀座・新宿・表参道・渋谷・名古屋栄・京都・大阪心斎橋・福岡天神)
- 日本のapple.com(オンラインストア)
Apple製品取扱店であっても、上記以外では利用することが出来ません。
現状、実店舗は対応箇所がかなり限定されていますが、日本のapple.comでも利用できるので、お近くに直営店がない方でも利用自体はそこまで高いハードルではないでしょう。
AppleStoreギフトカードが利用出来るのは日本国内のみ
日本国内で発行されたAppleStoreギフトカードは、日本国内でしか利用できません。
あくまで個人的な推測ですが、国や地域毎に金券類に関する法規制状況が異なることもありので、現状この対応はやむを得ないところでしょう。
ちなみに、異なる国や地域で発行されたカードが使えないのは、App Store&iTunesカードでも同様です。海外に出掛ける機会が多い方は、覚えておくと便利かもしれません。
AppleStoreギフトカードで購入できる商品
AppleStoreギフトカードでは、利用出来る箇所だけでなく、購入できる商品も一部限定されています。
AppleのHPによると、基本的にはこのような感じになっています。
Apple Storeギフトカードは、apple.com、0120-993-993への電話、お近くのApple Storeでの購入にご利用いただけます。Apple Storeギフトカードで、プリント製品とiTunesダウンロードを除く、Appleが販売しているApple製品と他社製品を購入できます。
引用元:ショッピングのサポート(Apple.com)
こちらを見た限り、使用可能箇所で扱っている商品の多くは購入可能なので、個人で使う分には特段困る事はないでしょう。ただ、ここで引用したのはあくまで大まかなルールであり、こちらに記載されていない細かい決まりや制限も存在します。また、あくまで記事執筆時点での情報なので、今後変更される可能性も否定できません。
最新の情報は、AppleのHPやサポート窓口などで、各自ご確認頂くようお願いします。
AppleStoreギフトカードが購入できる店舗
AppleStoreギフトカードの入手経路はさまざまですが、最近ではAppleへ古いiPhoneなどを下取りに出した際、下取り金額分のAppleStoreギフトカードを貰えるケースが一般的です。みなさんの中にも、こうした方法でギフトカードを手に入れた方は多いのではないでしょうか。
その他、AppleのHPでは、贈答用としてEメールで送るタイプのAppleStoreギフトカードも扱っています。こちらを使えば送料を気にすることなく贈ることが出来るので、Apple製品が好きな方へのプレゼントなどに良いかもしれませんね。
Walletアプリに登録も可能!
AppleStoreギフトカードは、iPhoneなどのWalletアプリへも登録可能です。
Walletというと「Apple Pay」の印象が強いと思いますが、実は「AppleStoreギフトカード」や「App Store&iTunesカード」も登録できるのです。
特に直営店で買い物をするなら、ギフトカードそのものを持ち歩くより便利なので、対応機種をお持ちの方は是非お試しあれ。
まとめ
今回はAppleStoreギフトカードについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
App Store&iTunesカードと似ていて紛らわしいところもありますが、Apple製品の購入に使えるのは大きな強み。まだ、一般にはあまり知られていないカードなので、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。