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実は結構使えます〜AppleのiPhone下取りプログラム(Apple GiveBack)について解説!

新しいiPhoneを買うと、当然古いiPhoneは不要となります。みなさんは、そんな時にどうしていますか?今回は、AppleでiPhoneを購入した際に利用できる、下取りサービスについてご紹介します。

◆目次

不要になったiPhoneをどうするかという問題

機種変更をして古いiPhoneが不要になった時、読者のみなさんはどのように対処していますか?

  • カメラや音楽再生専用機として残す
  • 予備機として保管しておく
  • 家族・友人に譲ったり、中古販売店に売却する
  • とりあえず眠らせておく

などなど、色々な方法が思い浮かぶかと思います。
ただ、最近のiPhoneはSEシリーズや型遅れ機を除き、どうしても高くなりがち。出来ることなら、古い機種をお金に換えて、少しでもお財布へのダメージを少なくしたいところです。

「そうはいっても、中古屋さんに売るのは面倒だし……」

そんな時に便利なのが、AppleのiPhone下取りサービスです。

AppleのiPhone下取りサービスとは

Appleでの下取りサービスは、正式には「Apple GiveBack」という名前です。

システムは非常に簡単。
不要になったiPhoneをAppleの下取りセンターへ送るか、Apple直営店のアップルストアに持ち込むことで、下取り金額分のApple Storeギフトカードが貰えるというもの。ちなみに、下取り対象はiPhoneだけでなく、

  • iPad
  • Mac
  • Androidスマートフォン
  • ガラケー(Apple直営店のみ対応)
  • 他社製のパソコン

など多種多様。
初めてApple製デバイスを購入するという方でも、利用しやすいのではないでしょうか?

Apple GiveBackの使い方(宅配下取りの場合)

それでは、実際の使い方を、iPhoneの場合を例にして見ていきましょう。まずは、宅配を使った下取りの利用方法です。

1.Appleの下取り申し込みサイトから、機種を選択して下取り金額の見積をする。

「Apple GiveBackの下取りプログラム」

なお、表示される見積金額は、あくまでも画面上で入力した条件での最大金額です。見積時に未申告の破損や不具合等が発見された場合、実際の買取金額が見積額よりも低くなったり、下取りを断られる場合もあります。注意しましょう。

2.見積金額に納得がいったら、そのままサイト上で宅配下取りを申し込む。

3.送付キットが送られてくるので本人が受け取る

下取り端末を送る為の送付キットは、本人確認が必要な方法で配送されてきます。事前に免許証などの本人確認書類を用意しておきましょう。

4.下取りに出すiPhoneの準備をする

基本的には送付キットに説明書が付属していますが、よくわからない場合はAppleの窓口へ問い合わせれば大丈夫です。なお、個人情報流出などを防ぐ為、最低でも以下の作業は必ず行っておきましょう。

  • SIMカードの取り出し
  • iPhoneのリセット

また、この段階ではもう作業を済ませていらっしゃる方が大半だとは思いますが、古いiPhone内の必要なデータのコピーや、LINE等のアカウント移行もリセットを行う前に必ずやっておきましょう。

5.送付キットにiPhoneを入れて発送する

6.査定完了後にAppleからApple Storeギフトカードのコードがメールで送られてくる

送付キットの受け取りで本人確認が必要だったり、見積から実際に査定が完了するまで時間が掛かるのが弱点ではありますが、ネットと宅配便で完結できるので、Apple直営店が遠かったり、忙しくて行く時間を作れないという方にはこちらがおすすめです。

Apple GiveBackの使い方(Apple直営店へ持ち込みの場合)

「宅配はちょっと面倒」とか「すぐに下取りしてもらいたい」といった場合は、Apple直営店へ持ち込む方法もあります。対応店舗は以下の通り(記事執筆時点・休業店舗含む)。

  • Apple仙台一番町
  • Apple銀座
  • Apple新宿
  • Apple表参道
  • Apple渋谷(休業中)
  • Apple名古屋栄
  • Apple心斎橋
  • Apple福岡天神

Apple直営店に持ち込んだ場合、店員さんがその場で端末の状態を確認して、下取り金額を提示してくれます。Webで見積をしたり、事前に予約をしておくといった事も必要ないので、「面倒な作業なしに手っ取り早く下取りに出したい」という方には、こちらがオススメです。

下取りを行った場合は、宅配下取り同様AppleStoreギフトカードで還元を受けるか、もしその場で新しいiPhoneなどを購入する場合、その値引きに使う事もできます。

ただし、対応しているのは、あくまでもApple直営店のみです。全国に点在するApple正規サービスプロバイダや、Apple正規販売店では、通常Appleの下取りサービスは実施していません。そこは注意が必要ですね。

Apple下取りの(Apple GiveBack)の下取り金額

8月1日現在のオンラインまたはアップル直営店(Apple Store)でのApple GiveBack利用での下取りは以下のようになっています。

対象製品 下取り金額(最大)
iPhone
他社製スマホ、ガラケー
最大40,000円
iPad 最大25,000円
Mac
他社製パソコン
最大120,000円
Apple Watch 最大20,000円

Apple下取りの(Apple GiveBack)のメリットとデメリット

次に、Appleの下取りサービスのメリットとデメリットを見ていきましょう。

Apple下取りを利用するメリット

契約キャリアを問わずに下取りサービスを利用できる

大手携帯キャリアが実施している下取りサービスは、そのキャリアを契約し、かつそのキャリアでiPhoneなどのスマートフォンを購入することが前提となっている場合が殆どです。

一方、Appleの下取りサービスは、契約キャリアの縛りなく利用することができます。特に下取りサービスを行っていないキャリアをお使いだったり、SIMフリー機を持ち込みで契約しているような場合は、Appleの下取りサービスは心強い存在と言えるでしょう。

MacなどiPhone以外のデバイスも下取りしてもらえる

大手キャリアの下取りサービスは、残念ながらMacなどは下取りして貰えません。古いiPhoneだけでなく、古いAppleデバイスなども下取りに出せるのは、Apple公式サービスのメリットです。

Apple下取りのデメリット

還元はAppleStoreギフトカードが基本

Apple直営店での下取りでは、その場で新しいデバイスを購入する場合に限り、下取り金額分を新しいデバイスの値引きに使う事が可能です。しかし、Web上から宅配下取りを依頼した場合、下取り金額は現金ではなく、AppleStoreギフトカードでの還元となります。

このギフトカードは、AppleのOnlineStoreや直営店で使う事が出来るのですが、逆に言うと、Appleでの買い物にしか使う事が出来ません。この辺りが中古業者へ売却した場合との大きな違いなので、どちらが自分にとってメリットがあるのかは、慎重に検討する必要があるでしょう。

中古業者の買取金額より低い査定となることもある

これはAppleに限らず、下取りサービス全般に言えることですが、状態の良い端末の場合、中古業者の買取価格より下取りサービスの査定額の方が低くなることがあります。少しでも高い方が良いという方は、一旦AppleのWebで見積だけ行い、その後中古買取業者に査定して貰うのがオススメですよ。

Appleのリサイクルプログラム

アップルには下取りプログラム以外に不要になったデバイスを回収してくれる「Appleのリサイクルプログラム」というサービスもあります。

アップル製品(特にiPhone)は壊れていても買取が可能なことが多いですが、かなり古いMacだと買取不可になることもあります。Appleのリサイクルプログラムを利用すると「PCリサイクルマーク」のシールがあれば無料で回収・処分してもらえます。シールがないと有料で3,000円ほどかかってしまいます。

まとめ

今回はApple公式の下取りサービスであるApple GiveBackついて、iPhoneのケースを中心にご紹介しました。下取り金額の還元方法など、若干制約があることは事実ですが、一方で便利なところも多いのがApple下取りサービスの魅力です。

これから機種変更を予定されている方は、ぜひAppleの下取りサービスも検討してみてくださいね。

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