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Appleのセットトップボックス(STB)~Apple TVについて特徴やおすすめポイントなどを解説!

最近、すっかりお馴染みになってきたYouTubeやNetflixなどの動画配信サービス。みなさんの中にも、ヘビーユーザーという方は多いのではないでしょうか?ところで、そんな動画配信サービスですが、みなさんは一体どんなデバイスで見ていますか?
「え、家でも外でもiPhoneだけど……」
今日は、そんなあなたにお勧めのデバイスをご紹介しましょう。

◆目次

Appleのセットトップボックス「Apple TV」

Apple TVとは、Appleが発売するセットトップボックスです。

セットトップボックスとは、TVなどに接続することで、YouTubeなどの動画配信サービスを自宅のTVから利用出来るようになるという優れもの。接続するTVはHDMI端子が付いていれば基本OKなので、古い機種やネット非対応の機種から最新の4K TVまで、幅広く対応できます。

Apple TV自身は、Wi-Fiルーターなどを通して自宅の固定回線に接続するかたちを採るので、スマートフォンのようにデータ通信量を気にする必要もありません。

まさに、ハードに動画サービスを利用するユーザー向けの製品なのです。

テレビの大画面で動画を見るメリット

iPhoneやiPadは気軽に持ち運べる上、画面もRetinaの美しいものですから、外で動画を見るには丁度良い端末です。でも、自宅で長時間映画を見たりするとき、iPhoneやiPadでは画面が小さすぎ、目が疲れやすくなってしまう方も多いのでは。

一方、AppleTVを使ってテレビ画面に動画を映せば、どれだけ長編の映画だろうと、iPhoneやiPadよりは疲れにくく快適に視聴することができます。TVは元々長時間の映像視聴を前提として作られていますから、これは当たり前といえば当たり前ですね。

また、友達や家族と一緒に楽しむ場合も、画面が小さなiPhoneやiPadより、TVの大画面の方が優れています。

他にも、小さなお子さんが普通のTV番組や録画した番組だけでは飽きてしまうという時、AppleTVを使ってYouTubeなどを見せておけば、わざわざ自分用のiPhoneやiPadを子供に渡さずに済みます。

このように、上手く活用すれば、たくさんのメリットがAppleTVにはあるわけです。

Apple TVの種類

現行品のAppleTVは、従来型のHD解像度対応版「AppleTV」と、最新の4K解像度に対応した「AppleTV 4K」の2種類があります。

価格的には新型の「AppleTV 4K」の方が高くなりますが、32GBモデルの場合、その差は4,000円ちょっと。今後は、日本でも地上波の4K化をきっかけに4K以上の解像度がスタンダードになっていくでしょうから、将来性も考えると、今買うならAppleTV 4Kが圧倒的にオススメです。

ストレージ容量の選び方

AppleTV 4Kは、AppleTV向けに作られた各種アプリに対応している為、iPhoneやiPadと同じようにストレージ容量別に複数のモデルがあります。

2018年8月現在で発売されているモデルは32GBと64GBの2種類。ただ、AppleTVの場合、常時ネットに接続していることが前提となる為、iPhoneやiPadと違い、動画をオフライン用にダウンロードする必要はありません。

よって、アプリをあまり使わないということであれば、32GBでも十分と言えるでしょう。

Apple TVが購入できるお店

AppleTVが購入できる実店舗はアップル直営店と一部の家電量販店(ビックカメラやヨドバシカメラ)で、ネットショップならアップルオンラインショップ(直営店)や大手家電量販店のネットショップで現行品を販売しています。それ以外のお店では中古品や型落ち品(旧モデル)、アクセサリーなどの販売になっています。

Apple TVの保証サービス

AppleTVを直営店や家電量販店で新品で購入すると無料保証として1年間の製品保証と90日間の無償電話サポートがついてきます。

AppleTVの保証サービスには「AppleCare Protection Plan for Apple TV」というアップルの有料保証サービス(2,700円)があり、加入すると製品保証が2年間に延長され無償の電話サポートも2年間に延長されます。

AppleTV本体以外に必要なもの

AppleTVを使うには、他にも必ず必要なデバイスや設備がいくつか存在します。
それも順番にご紹介しましょう。

インターネット回線

AppleTVで利用するYouTubeなどのコンテンツは、ネットを経由する必要があります。よって、AppleTVを設置する場合、当然インターネット回線も必要になります。

一応、AppleTVはWi-Fiにも対応してるので「WiMAX」などのモバイルルーターを利用したり、スマートフォンのテザリングを使う事も出来るのですが、それらは毎月使えるデータ通信量に制限があるため、AppleTV用の回線としてはオススメしません。

光やケーブルテレビ回線などの固定回線であれば、基本的にはデータ通信量の制限がないのでオススメです。もちろん、既に契約中の回線があるなら、それを使えばOKですので新たにインターネット回線を申し込む必要はありません。

ルーター

複数のデバイスを有線回線(LAN回線)に同時に繋ぐ場合、ルーター(もしくはハブ)も必要となります。

こちらも、既に持っている場合やネット回線の終端装置(モデムやONUなど)に内蔵されているなら、そちらを使えばOKです。

新たに購入する場合は、5GHz帯のWi-Fiとギガビットイーサネットに対応したモデルがオススメ。これなら、Wi-Fiでも有線接続でも高速に繋ぐことが可能です。

LANケーブル(有線利用時)

ルーターとAppleTVをWi-Fiではなく、有線で繋ぐ場合はLANケーブルが必要です。

LANケーブルは割と消耗品的な側面もあるので、必要以上に高価な物を選ぶことはありません。ただ、安い物は発揮できる通信速度が遅くなってしまい、動画再生でロード時間が長くなる原因になることもあるので、その点は注意しましょう。

ちなみに、最近のWi-Fi(無線LAN)の通信速度は昔と比べて段違いに速くなっていますし、そうでなくとも無線接続は配線の手間が省けるので、無理をして有線接続をする理由は特にありません。

とはいえ、有線接続はWi-Fi特有の弱点(室内の障害物によって通信速度が落ちる等)がないので、とにかく安定した通信を目指すのであれば有線接続もありでしょう。

TV(テレビ)

当然ですが、AppleTVを接続して映像を映し出す為のモニターであるTVも必要です。

基本的にはHDMI端子を装備したものであれば、どのTVでも問題ありませんが、この端子は他にもHDDレコーダーなどTVの周辺機器が使う事もあるので、既にTVを持っている方もこれから購入される方も「HDMI端子の数が十分にあるか」はきちんとチェックしたいポイントです。

なお、これから買われるなら、4K HDR対応の物がAppleTV 4Kの性能をフルに発揮出来るのでオススメです。

HDMI2.0ケーブル

AppleTVとTVを繋ぐにはHDMIケーブルを使うのですが、このケーブルも性能によっていくつかの規格(ランク)があります。

このうち、AppleTV 4Kに使うのは、HDMI2.0(またはそれ以上のランク)のケーブルになります。HDMIケーブルは家電量販店などで買えるので、よく分からない場合は店員さんに聞いてみましょう。長さはAppleTVを設置する場所に合わせて選べばOKです。

まとめ

今回はAppleTVの最新機種「AppleTV 4K」を中心に、お勧めポイントやメリットをご紹介しました。

自宅でドラマや映画を楽しんだり、面白いYouTube動画を見たり、活用方法もたくさんあるAppleTV。是非検討してみてくださいね。

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