月々の携帯料金をグッと抑えることができる格安SIMですが、どの格安SIM業者と契約する際でも約3000円程度の初期費用が発生してしまいます。
この記事では、そんな格安SIMの初期費用を割安にすることができる格安SIMのエントリーパッケージ購入について解説していきます。
◆目次
格安SIMのエントリーパッケージとは?
格安SIMのエントリーパッケージとは、一言で言えば「格安SIMを契約する前の整理券」のようなものです。
エントリーパッケージは、amazonなどのネットショップにて各格安SIM業者ごとに分かれて販売されており、その多くは1,000円以内で購入することが可能です。
なお、エントリーパッケージのほとんどにはSIMカードやその他機器は同梱されていません。エントリーパッケージには、その後の手続きで利用できるエントリーコードが記載されているだけなのです。
格安SIMを通常ルートで購入・契約する場合と、エントリーパッケージを利用する場合のざっくりとした流れの違いは以下の通りです。
通常ルートでの流れ
- 契約する格安SIM業者の決定
- 格安SIMの購入・申込みを行う
エントリーパッケージを利用する場合の流れ
- 契約する格安SIM業者の決定
- 希望の格安SIM業者のエントリーパッケージを購入
- エントリーパッケージに記載されているエントリーコードを用いて格安SIMの購入・申込みを行う
やや掴みにくいかもしれませんが、普通の方法で申し込む前の段階で専用のチケットを購入する、といったイメージを持っておけば大丈夫です。
格安SIMのエントリーパッケージを購入するメリットは?
先程ご紹介した2つの流れを見ると、エントリーパッケージを購入する分、後者の方が余計に費用がかかってしまうと感じるかもしれません。もしそうであれば、エントリーパッケージを購入する必要は全く無いのですが、実はエントリーパッケージにはお得な特典が付与されているのです。
具体的に、主要の格安SIM業者がamazonにて発売しているエントリーパッケージとその料金、付与されている特典を見てみましょう。
エントリーパッケージ名 | 価格 | 特典 |
---|---|---|
マイネオ エントリーパッケージ |
460円 | 申し込み時の事務手数料3,000円が無料 |
LINEモバイル エントリーパッケージ |
900円 | 登録事務手数料3000円が無料 |
IIJmio SIM 音声通話パック みおふぉん |
640円 | 申し込み時に発生する初期費用3000円が無料 |
BIGLOBEモバイル エントリーパッケージ |
500円 | 申し込み時の手数料3000円が無料 |
上図にあるエントリーパッケージの価格や特典は、時期によって変動する可能性があります。あくまで目安として捉えて下さい。
注目すべきは、どのエントリーパッケージにも共通している「3,000円割引」です。
SIM業者によって表現が微妙に異なりますが、新たに格安SIM業者と契約する場合、一般的には約3,000円程度の初期費用が発生します。
3,000円の初期費用を無料にすることができる。
これがエントリーパッケージを事前に購入することのメリットなのです。
エントリーパッケージを購入することで、具体的にどれ位の費用が浮くの?
それでは、業界大手の格安SIM業者である「みおふぉん(IIJmio)」のエントリーパッケージを例にとり、実際にどれだけの費用を節約できるのかを見ていきましょう。
今回例にとるのは、先程も少しだけ例に挙げたamazonにて限定販売されている「IIJmio SIM 音声通話パック みおふぉん」です。
※amazonでの販売価格・情報は2018/5/1時点
販売価格 | 600円(税抜き) |
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送料 | 無料 |
種類 | 申し込みパッケージ |
パッケージ概要 |
|
上図にあるように、エントリーパッケージに記載されているエントリーコードを利用することで、通常の契約時に必要となる手数料3,000円が無料となります。パッケージ自体の金額との差額を踏まえると、2,400円分(税抜)の費用が節約されるという訳です。
なお、IIJmioのこのエントリーパッケージでは、音声通話プランの契約にも対応しています。格安SIMの契約プランは、データ通信+音声通話の一般的なプランと、データ通信のみのプランの2つに大別することができます。
エントリーパッケージによっては、「データ通信単独のプランだけで利用可」といった種類のものもあるので注意しましょう。
おすすめのエントリーパッケージは?
それでは、最後に、ここまでで登場していないおすすめの格安SIMエントリーパッケージを幾つかご紹介します。
なお、それぞれのパッケージは、どれも初期手数料が無料になる点は共通しています。
【nuroモバイル エントリーパッケージ ドコモ/ソフトバンク対応SIMカード 全プラン対応】
パッケージ価格 | 1,071円 (2018/5/1 時点での税込みamazon価格) |
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対応格安SIM業者 | nuroモバイル |
対応プラン |
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初期手数料の節約金額 | 約 2,000円 |
【BIGLOBE UQ mobileエントリーパッケージ(データSIM専用)iPhone/Android共通・au対応】
パッケージ価格 | 500円 (2018/5/1 時点での税込みamazon価格) |
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対応格安SIM業者 | UQ mobile(UQモバイル) |
対応プラン |
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初期手数料の節約金額 | 約 2,500円 |
【ワイモバイル(Y!mobile)SIMスターターキット ナノ(iPhone5~7他対応)音声通話/データ通信共通】
パッケージ価格 | 1,580円 (2018/5/1 時点での税込みamazon価格) |
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対応格安SIM業者 | Y!mobile |
対応プラン |
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初期手数料の節約金額 | 約 1,500円 |
まとめ
最後までご覧頂きありがとうございました!
記事の中で何度もお伝えしたように、格安SIMのエントリーパッケージを購入すれば、通常よりも初期費用を抑えて格安SIMと契約することが可能です。通信費を抑えられるのが格安SIMのメリット。どうせなら出来るだけ出費を抑えて利用を開始したいものです。
amazonの販売サイトでは、ここで紹介した以外にも様々なエントリーパッケージが販売されています。気になった方は、是非ともチェックしてみて下さいね。